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【首席卒業生がオススメ】看護師国家試験の勉強法!【必修問題は命】

看護学生関連
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学生A
学生A

必修問題がどう頑張っても8割取れない…どうやったら効率よく勉強できるの?

国家試験の問題集って色々あるけど、どれがオススメなの?

学生B
学生B

まわりの子は国試対策講座に通ってる…

お金もかかるし、やっぱり塾には通った方がいいの??

今回の記事ではこのような疑問に答えます。

看護学生のみなさん、実習が終わったら今度は国家試験の勉強が本格的に始まります。

学生時代に首席で卒業し、学費免除となった僕がオススメする国家試験対策勉強法を伝授します。
なかなか点数が上がらない…、どうやって勉強していいのかわからない…

こんな悩みを抱えてる看護学生さんは、この記事を読んで勉強方法を身につけましょう。

今回の記事では、必修問題で確実に点数をとるためにオススメの必修問題集や、必修問題で確実に8割以上とるための効率の良い勉強法などについてお話ししようと思います!

看護師国家試験は必修問題が命

国試で必修問題が命な理由

みなさんご存じだとは思いますが看護師国家資格について軽く説明いたします。

看護師国家試験は、必修問題:50問(1問1点)、一般問題:130問(1問1点)、状況設定問題:60問(1問2点)で設定されており、看護師国家試験を合格するには以下の2つの条件を満たす必要があります。

①必修問題が80%以上

②一般問題+状況設定問題がその年のボーダーライン以上

②の一般問題+状況設定問題については、その年によってボーダーラインに変動があるため、具体的に○点以上が合格!ということは分かりません。

しかし、①の必修問題については、80%以上正解できなかった時点で、看護師国家試験が不合格となっていまいます。

看護師国家試験は午前・午後とわけて試験を受けます。それぞれ必修問題は25問ずつ計50問。このうち0問正解しないといけません。

つまり、一般問題+状況設定問題がどれだけ高得点だったとしても、必修問題の正答率が80%以下だったら、看護師国家試験は不合格となります。

なので、看護師国家試験は必修問題が命と言っても過言ではないのです。

成績優秀な生徒も不合格になる

学生時代もそうでしたが、教員時代も必修問題を落として不合格になってしまった生徒を山ほど見てきました。

普段の模擬試験などでは常に成績上位だったのに不合格になってしまい、翌年に国家試験を受けなおす羽目に…。その間の一年間は本当に辛かったと思います。

ちなみに僕の現役時代は同級生で6人くらい不合格になりました。

身近にこういう子が居たからこそ、必修問題の勉強の重要さを本当に痛感しました…。

教員時代は口酸っぱく、必修問題の恐ろしさを伝えていました。

このエピソードから、必修問題を1つでも確実に正解することの大切さが分かってもらえたかと思います。

国試対策講座や夏期講習、冬期講習には通うべき??

結論から言うと、答えはNOです。

はっきり言って、塾は必要ありません。看護師国家試験は暗記が全てです!

難しい方程式の解き方?? 必要ありません

英文読解?? 必要ありません

文章中の作者の思い?? 必要ありません

国家試験にはそういう大学受験に必要な知識は全く必要ありません。ひたすら暗記するだけです。何を暗記するのかと言えば、そう・・・

過去問です。

看護師国家試験の過去問集を解いていると気付いた人もいると思いますが、似たような問題や同じ問題がゴロゴロ出てきます。

ですから、ひたすら過去問を解いてください。これが国家試験の一番の対策です。

なぜなら、日本の厚生労働省は新しい知識をたくさん持っている看護師よりも、看護師として最低限知っておいて欲しいレベルの知識がしっかり身についている看護師を増やしたいのです。

それが国家試験の問題に現れているのです。

実はこんな例が過去に何度かありました…

国家試験が終わって、数日後に解答が発表されるのですが選択肢の中に正解が有るにも関わらず『不適切問題』と認定されたケースがあるのです。

理由はなんと…、『受験者には難しすぎるため』です。不正解者が多い問題は除外対象となるのです。

なので、塾など行かずにひたすら過去問を解く。これだけで受かります。

オススメ問題集

ここまで記事を読んで「必修問題が重要なのは分かったけど、どの必修問題集を選べばいいの?」と思っている人に向けて、オススメの必修問題集を3つご紹介します。

【医学書院】系統別看護師国家試験問題集

この教材のおすすめポイントは、一般・状況設定の過去問6年分+必修問題の過去問9年分がすべて掲載されているという点です。

僕が教員時代はこの本をコピーさせてもらい、生徒に配って試験対策に使わせてもらいってました。

過去問だけでなく、模擬問題も豊富に付いており、重要事項や検査基準値、統計データや計算問題など、覚えるべき知識がギュッと詰まった「国試でるでたBOOK」も付いており、とにかく内容が盛り沢山です。

これ1つに必要なものがすべて揃っており、解説もとても分かりやすいです。

国試の勉強をするなら、僕はこれを一番オススメします♪

次にオススメしたい必修問題集はこちら。

【プチナース】看護師国試2023 必修問題完全予想550問

まず1つ目はプチナースが出している必修問題集です。すべての問題が予想問題になっています。

そのため、先ほど紹介した「系統別看護師国家試験問題集」で必修過去問9年分をマスターし、その上でプチナースの「必修問題完全予想550問」をするとどんな問題がきてもほぼ答えられるようになります。

【東京アカデミー】看護師国家試験 高正答率過去問題集

続いて2つ目がコチラ。

こちらは、看護師国家試験対策のエキスパート「東京アカデミー」が出版している必修問題集です。

この本のオススメな点は、受験生の70%以上が正解した、確実に押さえておきたい過去の必修問題を徹底的に対策できるという点です。

実際に毎年、看護師国家試験受験者約6万名のうち、約2万名以上から解答を提出してもらい、70%以上の受験生が正答した問題を抽出・集約したのが「高正答率過去問題集」になります。

他には真似のできない、東京アカデミーだけの完全オリジナル問題集です。

また、類似問題・関連問題ごとに内容がまとまっているので、とても勉強のしやすい1冊です。

問題集は2冊くらいがちょうどいい

看護学生によくありがちなのが、「何を勉強したら良いのか分からない」「どの問題集が良いのか分からない」という理由で、問題集を大量に買ってしまう。

結果的にどれも手つかずになって、宝の持ち腐れになってしまうことです。

これは看護学生に割とありがちです。

問題集が多いと結局どれを勉強すればよいのか分からなくなるだけでなく、すべてを勉強する時間はないので中途半端に手を付けることになり、結局広く浅い知識しか勉強できないからです。

これでは勉強している意味がないですよね。

そこで問題集を買うのは、2冊までがちょうどいいんです。

どうしてもというなら、まわりの友達とシェアしてみるのもオススメです。

見たことない問題に遭遇して、新しい発見にもつながります。

必修問題を絶対に80%以上正解する勉強方法

「必修問題で8割はなかなかハードルが高い」と嘆いている人は、結構います。

10問間違えたら終わりというプレッシャーがさらにハードルを高くします。

なぜ、不安になるのか…

それは自信がないからです。

自分の答えに確固たる自信をもてればいいのです。

必修50問中、絶対に合っていると自信を持てるもの35問、少し自信はないけどおそらく間違っていないだろう10問、わからないもの5問。これで45点、悪くても40点は取れます。

全くわからず当て勘で答えるのはせいぜい5問程度にしましょう。

必修問題を確実にとるためには

①統計データ系は必死に覚えるのみ

②プール問題に対応できるよう、問題と回答を深く理解する

➂疾患に特徴的な症状は必ずセットで覚える

これに尽きます。

例えば、こういった問題。

  • 「日本の20△○年における出生数に最も近いのはどれか。」
  • 「我が国の令和△年の65歳以上の者のいる世帯のうち単独世帯(一人暮らし)の占める割合はどれか。」
  • 「20〇〇年の一般病床の平均在院日数は何日か。」
  • 「〇〇憲章は何年に制定されたか。」、「この法律は何年に施行されたか。」

この手の問題に関しては、数値を覚えるのみなので、必死で覚えるしかないです。

逆に言うと、覚えたら確実に点数を取れる問題なので、統計データ系は必死にすべて覚えましょう。

ただ、この手の統計問題は午前、午後とそれぞれ1問ずつ計2問しかでません。だいたい第1問は統計問題から始まります。

例えば、こういった問題。

第101回

甲状腺機能検査を受ける患者の検査食はどれか?

  1. ヨード制限食
  2. 蛋白制限食
  3. 脂肪制限食
  4. 低残渣食

▼ ▼ ▼ 

第106回

ヨード制限食が提供されるのはどれか?

  1. 甲状腺シンチグラフィ
  2. 慢性腎不全の治療
  3. 肝臓の庇護
  4. 貧血の治療

どちらも1が正解なんですが、これは甲状腺とヨードを関連付けて覚えておくことが必要となります。そこをしっかり覚えておくと確実に対応できます。

このように聞き方の切り口を変えて出題される「プール問題」というものが、必修問題には多発します。

そのため、プール問題に確実に答えられるよう、問題と回答を深く理解しながら勉強をすると、確実に必修問題で得点を上げることができると思います。

過去問を解きながら、解答の解説をしっかり読むとこのようなプール問題に対応する力が身に付きます。なぜ必要なのか? なぜぞうなるのか?という部分が大切になってきます。

第107回

妊婦の感染症と児への影響の組合せで正しいのはどれか。

  1. 風 疹—————————白内障
  2. 性器ヘルペス——————-聴力障害
  3. トキソプラズマ症—————先天性心疾患
  4. 性器クラミジア感染症———-小頭症

これは先天性風疹症候群の三大症状である心奇形、白内障、難聴をしっかり覚えておけば、パターンを変えて出題されても確実に答えられます。

こういう問題を解くときに、他の選択肢の疾患に特徴的な症状を一緒に覚えてしまうのが一番オススメな勉強法です。

第107回

喀血が起こる出血部位で正しいのはどれか。

  1. 頭蓋内
  2. 気道
  3. 食道
  4. 胆道

この問題、かなり間違えた人が多かった問題です。不正解選択肢のうち一番多く選ばれていたのが選択肢3の食道でした。

喀血と吐血と混合して解答したことが考えられます。基本的で重要な知識である「吐血と喀血の違い」について、正確に理解することがポイントです。

また、喀血になる病気と気管からの出血=泡沫上で鮮血を関連付けて覚えるのがコツです。

まとめ

看護師国家試験は必修問題が命です。

問題集は2冊程度に押さえて、プール問題に確実に答えられるよう、問題内容を深く勉強することをオススメします。

また、統計データなどは最新のものを、とにかく必死で暗記しましょう。

看護師国家試験の勉強はとても大変だとは思いますが、合格目指して頑張ってください。

国試対策はこちら☞【看護師国家試験対策】4つのSTEPで国試対策

関連サイト

30歳過ぎて看護師を志した社会人ナースマン。
1000床規模の基幹病院内ICUで働き始め、看護学校の教員を経て現役復帰。看護学生の実習指導も務める。
社会人時代と比べて「ここが変だよ看護師さん」ってことが多々あり、そんな日常をこのブログで綴ってみたいと思います。
歳も歳なのでFIRE目指して、お金のことも色々勉強中。3児のパパ。

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