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【できないのは当たり前】看護師を辞める前に試してほしい6つの対処法

看護師関連
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新人看護師の中には、「もう少し頑張ってみたいけどやっぱり不安…」とお悩みの方もいるでしょう。

過酷な労働環境の中で、仕事を続けられるか不安に思うのは当然のことです。

本日は僕が新人時代に体験した、辛くても続けられた理由や対処法などをお伝えしたいと思います。
看護師を辞めたい新人に、ぜひ試してみて欲しい6つの対処法を紹介します。

ただ、これはその時の環境や立場なども関係してきます。誰にでも必ず100%可能というわけではないので出来そうだなと思ったものを試してみてください。

対処法1.「仕事ができないのは当たり前」と肩の力を抜く

まずは、 新人看護師は仕事ができないのは当たり前と思って肩の力を抜くことです。

新人一年目の時期は、学校で勉強してきたことがほとんど通用しないほど、イレギュラーなことも多くあります。というより、僕の経験上実習でやってきたことなんかはほとんど役に立ちません…

例えば、これは自分が体験した話ですが、学生の実習中はタオルをお湯で濡らして患者さんの清拭をしてましたが、病棟ではディスポのタオルですし、学生大好きな「足浴」なんかは滅多にしません…。
やるとしても、1年に2~3回とか?

そのため、自分のやりたい看護がなかなかできずに「看護師に向いていない」と感じてしまうのです。

「学校で学んだからできる」と過信せずに、「できないのが当たり前」と思って、仕事に臨むことが大切です。

そして、さっさと病棟のルーティンワークを覚えましょう(笑)

もし、ミスを起こしてしまった場合も、成長の機会と捉えて「次はどうすればミスを防げるか」「ミスを防ぐために必要な知識を得よう」と考えていきましょう。

1度の失敗でくじけるのではなく、繰り返し学んでいけば、数か月から一年も経てば成長できるはずです。

「できなくて当たり前」と考え、目の前の仕事を一つひとつ丁寧にこなしていきましょう。

新人が起こがちなインシデント例
  • 中心静脈カテーテルを閉塞させてしまい再挿入
  • インスリンの単位や専用注射器の間違え
  • 人工呼吸器の接続部が外れてしまう
  • 薬剤の投与を忘れていた等々

対処法2.仕事の悩みはプリセプターに相談する

プリセプターは、どの先輩や上司よりもあなたの行動を知っているため、仕事の悩みを相談する相手としてベストな存在です。
直属の先輩に相談することで、自分のどこがダメか、一番的確にアドバイスをしてもらえるでしょう。

しかし、プリセプターも忙しいので、曖昧に相談を持ち掛けると困らせてしまう可能性があります。

次の3つのポイントを参考に、相談してみて下さい。

相談の仕方のポイント
  • 具体的に何で悩んでいるか先に説明する
  • 自分が努力した方法を伝える
  • 悩んだ結果、何を聞きたいかはっきりさせる

相談しても、解決しないことはあるかもしれません。
しかし、同じ職場で働くプリセプターに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることもあります。

また、病院によって違うかもしれませんが、新人教育は一人で行っているわけではなくチームとしておこなっていることがほとんどだと思います。

なので、新人が悩んでいれば新人教育チームでどうすればいいのか、話し合いをしてみんなで解決策を模索してくれると思います。

一人で溜め込まず、プリセプターに相談してみてください。

対処法3.休めそうなら休む

新人看護師は忙しくて休む暇もない場合も多く、睡眠不足の影響でネガティブな考えに陥る人もたくさんいます。

新人のうちは仕事が終わらず残業続き、日勤しかないので週5日の勤務、勉強もしないといけない…

そんな時は思い切って「休む」のも一つの方法です。

「人手不足で休みたいなんて言い出せない」という人もいるかもしれませんが、この記事を読んでいる時点で、あなたは今すでに限界、もしくは限界ギリギリまできているでしょう。

心や身体が限界なときに無理すれば、うつ病など精神疾患を患ってしまい、最悪二度と立ち直れないくらいに心身を壊してしまう可能性があります。

僕自身も今まで、これが原因でせっかく看護師になれたのに辞めていく新人を何人も見てきました。

休めそうな日は思いきって休んでください。
たった1日休むだけでも、心身がリフレッシュされて、先の見通しが立ちやすくなる場合もあります。

忙しい時期は永遠じゃありません。
実は忙しいのって、1~2年目くらいがピークです。

仕事に慣れてくると、実は看護師ってそこまで多忙ではなかったりします。
職場にもよるでしょうが、定時で帰れるし、夜勤始まれば毎朝早くに起きなくていいし、やりたい看護もそれなりにできるし、先輩から嫌味を言われることも少なくなります(笑)

対処法4.同期と励まし合う

辞めたいと思うときは、同期と愚痴を言い合うだけでも「一人じゃない、仲間がいるんだ」と思うことができます。

新人看護師なんて、みんな同じことで悩んでたりします。なので、もしかしたら同じ悩みを抱えている同期もいるかもしれません。

ぜひ、同期と話し合う機会を積極的に作ってみてください。

対処法5.看護師になった理由を思い出す

看護師を辞めたいと感じた時は、看護師になろうと思ったきっかけを思い出してみて下さい。

「患者さんの心に寄り添いたい」など、そもそものきっかけを思い出すことで気持ちが持ち直してくる人もいます。

また、看護師になろうと思った理由を思い出すことで、目指す道がはっきりとしてモチベーションが上がることもあります。

毎日の病棟ルーティンワークで忙殺されると、なんのために看護してるのかわからなくなる時があると思います。そのことでケアが雑になったり、インシデントが増えるといったことに繋がってしまいます。

恥ずかしい体験談ですが、僕も忙しい新人時代に自分を見失ってしまったことがあります。

亡くなった患者さんのエンゼルケアをしているとき、淡々と事務作業のようにケアをしながら患者さんのベッド回りを片付けていて、目の前に亡くなった患者さんがいるのに何の感情もなかったんですよね。

ICU所属で亡くなるかたは多かったのは確かですが。

「患者さんが亡くなるたびに毎回涙を流して悲しめ」って言うわけでないですけど、患者さんを一人の人として尊重してあげられてないと気付いたとき、「あぁ、こんなのは看護とは言えないな」と思ったんです。

忙しくて自分を見失いそうになった時は、一旦立ち止まって初心に帰ることをおすすめします。

対処法6.お金のためと割り切る

看護師を「お金のため」と割り切ってしまうのも、1つの手段としておすすめです。

実際に以下の「新人の年収比較」の表で一般の新卒会社員と、新卒看護師の年収を比べてみましょう。

護師と一般会社員の年収差は、およそ200万円もあります。

新人の年収比較
新卒看護師 4,436,751円
新卒会社員 2,475,996円

看護師は、夜勤もある分給与が高いという面もありますが、新卒の時点でこれだけ差がつくのは、あなたが努力を重ねた結果と言えるでしょう。

もしも、あなたの勤める病院の給与が高い場合、お金のためと割り切って看護師を続けるのも、決して悪いことではありません。

今すぐ転職するのではなく、次のボーナスをもらってから決断してみてはいかがでしょうか。

それでも辞めたいなら転職サイトに相談

「色々試してみたけど、やっぱり無理」と感じたら、転職を検討してみるのも一つの方法です。

どんなに自分が頑張っても、職場環境や人間関係などの理由で続けていくのが困難なときなあります。

しかし、いざ転職するとなると「本当に辞めてもいいのか」「どこに転職すれば問題を解決できるのか」などわからないことが多いと思います。

そんなときは、転職のプロである転職コンサルタントに相談できる「転職サイト」を利用するという方法です。

実際に僕も今までの人生で何度か転職を経験していて、そのときは転職コンサルタントを利用してました。

実際、仕事をしながら職探しをするのは簡単ではありません。

転職コンサルタントを利用することで、働きながら職探しはプロの方にお任せできるのでこっちは待っているだけで希望にあった職場を選んでくれるのです。

また転職サイトとは、履歴書の作成から面接対策まで、転職に関するさまざまな支援を行ってくれるサービスで、無料で利用することができます。

転職サイトを使うメリット
  • 転職のプロに無料で相談できる
  • 質の高い非公開求人に応募できる
  • 病院の内部事情を知ることができる

転職サイトでは無理に転職を進めることはなく、もし転職を辞めた方がいいならそのように教えてくれます。彼らも転職が決まることで企業から報酬が入る仕組みなので、熱心になって話を聞いてくれます。

一緒に最適な答えを考えてくれるのが転職サイトなので、まずは気軽に相談してみましょう。

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Yugo

30歳過ぎて看護師を志した社会人ナースマン。
1000床規模の基幹病院内ICUで働き始め、看護学校の教員を経て現役復帰。看護学生の実習指導も務める。
社会人時代と比べて「ここが変だよ看護師さん」ってことが多々あり、そんな日常をこのブログで綴ってみたいと思います。
歳も歳なのでFIRE目指して、お金のことも色々勉強中。3児のパパ。

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