
給料安いんだけど、看護師このまま続けて大丈夫??

看護師の給料って高いって聞くけど、将来は安泰なの??
みなさん、看護師の給料が高いっていう世間のイメージをどう思いますか?
僕は安いと思っています。おそらく、現場で働いている看護師の99%はもっと高くて良いと思っているのではないでしょうか??
もちろん、看護師と言えども働く施設は様々ですし、それぞれの施設によっても給料に差はあります。それでもやっぱり仕事の割に薄給じゃないですか??夜勤手当をもらってよーやく一般企業のサラリーマンと同じくらいなんですよ。
そこで今回は全国の看護師の給料を徹底分析。果たして看護師は仕事に見合った給料を貰えているのか…。細かく見ていきたいと思います。
記事の後半では収入を上げる方法なども紹介していきますので。最後まで読んで頂ければ幸いです。
もくじ
看護師の給与内訳について
看護師の平均年収についてはこちらの記事『【看護師の平均年収は?】収入を上げるためにできること』で紹介させていただきました。
看護師の給与の内訳は、主に下記のようなものから構成されています。
①基本給
➁ボーナス
➂夜勤手当
④残業代(時間外手当)
上記以外には、通勤手当・住宅手当・家族手当といった各種手当が含まれる場合もあります。
①基本給
日本看護協会が発表した2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査報告書」 のデータによると、看護師の基本給は新卒看護師の場合、大卒で208,918円、専門卒で202,289円となります。
年次を重ねるごとに、毎年3,000円~5,000円ほど昇給していき、勤続10年目、非管理職の看護師の場合、基本給は約24.5万円になります。
➁ボーナス
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」でデータをもとに看護師のボーナスを一覧でまとめました。どうですか?この額は本当にもらえてるんでしょうか…
特に30歳以降の男性で年間90万円以上は凄すぎます。
僕、30歳超えてますがこんな額はもらったことないです(笑)

上記のボーナス支給額は、夏と冬のボーナスを合算したものになります。
若干、男性看護師のほうが高い傾向がありますが、勤続年数や職場によっても異なるため、その差はほとんどありません。
➂夜勤手当
以下の表は、看護師の夜勤手当についてのデータをまとめたものです。

看護師の月収のうち、約3.5万円~5万円が夜勤手当になることがわかります。
年収で計算すると、約40~60万円が夜勤手当となり看護師の給料でウェイトを占めていることがわかります。
この結果から、看護師は給料が比較的高いというイメージがありますがそれは夜勤をすることで得られるものであり、結婚して家庭がある看護師にとっては中々夜勤をすることが難しく、また役職に就くと日勤中に会議やその他の仕事などで夜勤の回数が一気に減ってしまいます。
なので、年齢を重ねたからと言って必ず収入が上がるというものでもないということがわかります。
④残業代
厚生労働省が行った調査によると、看護師の毎月の残業時間は平均約6時間だとされています。
看護師の皆さんはこの数字を見てどう感じますか??
おそらく、総合病院の病棟だとこんなものじゃないですよね。また、病棟の所属長によってはきっちりと全ての残業代が払われるわけではないようです。
また、急性期か慢性期かで病棟の忙しさも変わりますし、残業代もかなり差が出ます。
ちなみに、日本看護協会の調査では、平均5.2時間と発表されました。
このデータと基本給などから考察すると、毎月1~1.2万円が残業代として考えられ、年間では12~14.4万円程度と考えられます。
人によってはもっと多いと思いますし、給料の中で残業代は大きなウェイトを占めます。
看護師の平均年収を項目ごとに比較
この見出しでは、看護師の平均年収を年齢や地域など、項目ごとに詳しく解説していきます。
【男性・女性別】男性の方がやや高水準
看護師の平均年収を、男性・女性で比較をした結果が、下記の通りになります。

上記のデータから分かる通り、男性看護師の年収のほうが約16万円ほど高くなっています。
男女で年収に差が出る理由としては、女性看護師は子育てや家庭との両立によって、働く時間や場所など、働き方に制限が出来やすい場合が多いのに対して、男性看護師は大規模病院で勤務している人も多く、家族手当などが付く場合も多いためであると考えられます。
【規模別】大規模の方が高水準

施設規模が給料に直結しているわけではありませんが、上記のデータを見てみると、一般企業と同様の傾向があることがわかります。
・規模が大きい職場は年収も高い
・規模が大きい職場ほど平均年齢は若い
10~99人規模の職場と、1,000人以上の規模の職場では、平均年収の差が約66万円になり、1ヵ月の平均では5.5万円の差があります。
月ごとの労働時間では、それほど差がないことが分かりますが、残業時間に関しては、10~99人規模の職場が4時間程度に対して、1,000人以上の規模になると、2倍近い8時間程度の残業があることが分かります。
規模が大きい病院の場合、そのほとんどが急性期病院であり、そのために救急対応などが多くなり、時間外労働が増える可能性も高い傾向があります。また、そのような病院は次々に患者を受け入れて退院するまでのサイクルも早く病床の回転率が速いため、病院の収入が多く従業員の年収も高くなる傾向にあります。
女性看護師の場合、新卒時には大学病院や総合病院など大規模な職場で経験を積み、結婚や出産といったライフステージの変化に合わせて、柔軟に働ける病院やクリニックなど小規模の職場で生活に合わせた勤務を行う場合も多いのが特徴です。
【職場別】病院の給与が高い傾向にある
看護師は勤務先によって、平均年収に違いがあります。
以下の表は、看護師の主な職場ごとの平均年収を比較した表です。

上記の表は平均年収が高い順に並べましたが、業務量が多かったり、臨機応変な対応が求められたりする職場ほど、平均年収は高くなる傾向があります。
ただ、病院と一括りにしても、急性期から慢性期の病院まで形態は様々であり、業務の違いによって収入には差が出ます。
病院、クリニック、介護施設に分けて細かく見ていきましょう。
病院
病院の規模が大きくなるほど業務量は各段に増えます。
診療科が多かったり、救急医療や先進医療といった幅広い分野に対する知識やスキルを求められ、会議や勉強会も頻繁に開催されます。夜勤や残業なども多いことから勤務時間が長くなる傾向があるようです。
業務外のカンファレンス・委員会といったものもあり、拘束時間が長くなる場合もあります。
大きな病院ほど業務量は必然的に増えるため、比例して労働時間も増える傾向にあります。
接する患者の重症度も高い場合も多く、頻繁な介助が必要になるなど、看護の疲れやストレスも感じやすい職場です。
大学病院や大規模な総合病院では最新の医療に触れる機会も多く、看護師として学ぶことも多いと思います。看護師の基礎を身に着けるにはうってつけであり、傾向としては新人~中堅の時期は、病院に勤めて結婚や出産を機にクリニックや施設に移る方が多いようです。
クリニック
クリニックは外来診療のみを行っていることが多く、入院設備がなければ夜勤もないため、子育てや家事と両立しやすい勤務先です。
診療科が限定されると、専門的な知識は必要になりますが、様々な診療科を担当する必要がないため、比較的余裕が持てます。
外来診療のみのクリニックでは、外来診察の補助がメインとなり、医師が常駐しているため、看護師に直接的な責任がかかる業務が少ないです。
重症患者の看護にあたることが少ないので、心身的な負担も少なく働くことが出来るでしょう。
その分、収入面ではどうしても病院よりは下がってしまいます。
介護施設
デイサービスや老人ホームなどの介護施設に勤務する看護師は、生活介助などが中心となり、病院での勤務に比べると医療行為の頻度が減ります。
療養上の世話を行うのは介護職員になるため、直接的な介護を看護師が行うことも少ないです。
看護師としての主な仕事は入所者の健康管理や薬の管理となります。
施設によっては吸引や人工呼吸器の管理、褥瘡の処置なども行います。
しかし、医師が常駐していない施設がほとんどなので、看護師に医療的な判断を委ねられる場面は珍しくありません。看護師の人数が少なく、自分自身で判断しなくてはならない事案もあり、責任と負担を感じることもあるでしょう。
24時間体制で看護師を常駐している施設では、夜勤の負担もあります。また、 看護業務以外にイベントの企画や運営など、地域に根ざした活動を任される場合には勤務外で業務にあたる必要があるようです。
介護施設での看護師の業務は、健康観察や投薬、簡単な処置などが中心になりますが、施設によっては認知症や寝たきりの利用者の対応があるため、精神的・身体的な負担が病院より少ないとは言い切れないの現状です。
新卒看護師の初任給・平均給与は?
2020年度の新卒看護師の初任給は、下記のようになっています。

手取りは平均20~23万円となり、准看護師の場合は月収で3~4万円低くなります。
新卒看護師の平均年収は約230~300万円ほどとされ、ボーナスがある一般企業の新卒社員と同水準です。
新卒看護師のボーナス
入職してすぐの夏のボーナスは、平均5~10万円ほどになります。
ボーナスは、一定期間の実績に対する評価として支給されるため、新人の看護師の場合は、実績がほぼなく、評価が付けられないことから、まとまった額での支給は期待できません。
1年目の看護師は、冬のボーナスから満額支給が期待できるでしょう。
冬のボーナス支給額は、約30万円、手取りで24万円前後が予想されます。
看護師関連資格の平均年収
看護師関連資格の平均年収を以下の表にまとめました。

【医療・福祉系】看護師との年収比較
この見出しでは、看護師を含む医療・福祉関連の平均年収をランキングに表し、解説をしていきます。

上記のデータから、看護師の平均年収は、他の医療福祉系業種の中では、6番目に位置し、高い水準であることがわかります。
看護師が高収入を得られる職場の特徴
これまでの見出しで解説した通り、看護師は昇給があまり見込めない職業であることがわかりました。
経験年数に差があっても、そこまで大きな年収差が生まれないのが看護師の特徴です。
この見出しでは、看護師の仕事を続けることを前提に、より高い収入を目指す場合の方法について解説します。
看護師経験を給料に加算してくれる
看護師の給料はある程度経験を重ねても、ほぼ横ばいで推移する特徴があります。
しかし、新卒看護師と経験年数が10年以上の看護師では所持しているスキルが異なり、出来る仕事の幅も差があります。
こうした経験による看護師の実績を評価するため、経験加算制度を導入している病院があります。
経験加算制度を導入している病院では、看護師の経験を重ねることで収入が増えます。
転職を検討する場合には、このように看護師としての実績を評価し、給料に反映してくれるところを選ぶのがおすすめです。
夜勤手当の設定額が高い
看護師の収入の中で、夜勤手当は大きなウエイトを占めており、この夜勤手当を含めて、各種手当の金額は病院によって異なります。
そのため、こうした手当の金額が高く設定されている職場を選べば、収入を増やすことに繋がります。
夜勤手当の平均は、
- 2交代夜勤 1万円
- 3交代準夜勤 約4,500円
- 3交代深夜勤務 約5,500円
となっています。
この金額を基準として勤務先の夜勤手当の額を判断するのがおすすめです。
病院の規模が大きい
小さなクリニックや医院よりも、病床数の多い大規模病院ほど、年収が高くなる傾向があります。
規模が大きい病院は、人事評価や昇給制度などがしっかりと整備されていることが多いためです。
各種手当の金額も、小規模・中規模の病院より高く設定されていることが多いことも理由の1つに挙げられます。
また、昇給による役職手当などもあるため、キャリアアップも目指せるのが大規模病院の特徴です。
高度な医療技術が必要
救命救急や集中治療室といった、高い技術が求められる職場は、収入が高くなる傾向があります。
このような現場では、危険手当や特殊業務手当などが付くこともあり、年収に加味されることで収入アップを目指せます。
また、こうした高度医療技術が必要になる病院は、規模が大きいこともあり、年収アップと併せてスキルアップを目指せる環境が整っています。
美容外科・美容クリニック
美容外科や美容クリニックは、病院以外で高収入が目指せる職場です。
医療脱毛やフェイシャルケアなどの施術を行う美容クリニックの場合、基本給が高めに設定されています。
個人の成績によってインセンティブが発生する場合が多く、個人の頑張りが目に見えて収入に繋がる職場です。
ノルマなどがプレッシャーに感じる点は、病院の看護師とは異なる部分ですが、年収アップを目指すならおすすめの職場になります。
看護師が手取りアップするための方法
この見出しでは、看護師が手取りアップするための方法を紹介します。
夜勤の回数を増やす
夜勤手当は、看護師の給料の中でも大きな割合を占めているため、夜勤の回数を増やすことで収入アップに繋がります。
日本看護協会が行った調査では、3交代制の場合の夜勤では、約4~5千円の手当がつき、2交代制の場合は約1万円の手当がつくことが一般的です。
上司や同僚と相談の上で、夜勤の回数を増やした無理のないシフトを組めば、収入アップに繋がります。
また、夜勤のない病院やクリニックの場合は、夜勤のみを担当する夜間専従などのアルバイトを行うことで収入アップを目指せるでしょう。
管理職に昇進する
看護師の中にも、主任看護師・看護師長・看護部長といった役職や管理職があります。
こうしたポジションに昇進することで、基本給が上がったり、役職手当がついたりするため、給料アップに繋がります。
管理職に昇進すると、実際に看護に携わる時間は減少し、業務改善や管理、職場環境の整備がメインの仕事になります。
大きな病院やクリニックでは、昇進するためには研修の受講や資格の取得、昇進試験をクリアする必要があり、一定のスキルが求められる場合が多いです。昇進による収入アップを目指す方は、同時にキャリアアップが実現する可能性が高いでしょう。
資格を取得する
看護師として勤務する上で、新たな資格を取得することで、収入アップに繋がる場合があります。
代表される資格は、専門看護師や認定看護師があります。
どちらも専門分野への知識や経験を有していないと取得できない資格であるため、スキルの証明に繋がる資格です。
専門看護師や認定看護師は、簡単に取得できる資格ではないため、収入アップだけを目指すならおすすめは出来ません。
しかし、キャリアを積みながら収入アップを目指したい方におすすめです。
転職する
収入アップを目指すなら、転職も視野に入れましょう。
管理職になる方法や、資格取得を紹介しましたが、これらは時間や労力も必要な上に、確実に収入アップに繋がる保証はありません。
転職する場合は、今よりもいい収入を事前に把握することが出来るため、早く収入アップをしたいという方や、働く環境を変えたいという場合には特におすすめです。
また、収入アップを目指した転職には、転職サイトの活用がおすすめです。
看護師が年収1000万円得ることは可能?
看護師として年収1000万円を得ることは、不可能ではありません。
しかし、看護師の平均年収から検討すると、年収1000万円は、平均年収の2倍以上になり、簡単に出来ることではありません。
ボーナスなどを考えても、月収70万円ほど稼ぐことが、年収1000万円の目安になります。
この見出しでは、年収1000万円に近づける方法について、紹介していきます。
経営に近い役職を得る
看護師として雇われて年収1000万円を稼ぐことは、簡単ではありません。
しかし、経営に近い役職を得ることで、可能になる場合があります。
例としては、看護主任や看護師長、看護部長などが挙げられますが、より1000万円に近づけるなら、看護部長などの役職につき、病院の経営に近い働き方をすることです。
しかし、病院によって給与額は様々あるため、看護部長など経営に近い役職についても1000万円を超えられるとは限りません。
また、日本看護協会が発表したデータによると、看護部長相当の年収平均額は756万円台になります。
この結果からも一般的な病院勤務では1000万円を超えることは難しい場合も多いです。
高給の一般企業に就職・転職する
看護師として病院やクリニックで勤務するよりも、一般企業に就職・転職したほうが収入が高くなることがあります。
企業看護師として勤務する
一般企業でも看護師を常駐させている場合もあり、企業で働く看護師を企業看護師や産業看護師と呼びます。
日勤のみの勤務で、時間も9時~18時程度な場合が多く、規則正しい勤務が可能です。
夜勤をしなくても、病院で勤務するのと同程度の収入を得られたり、大手企業などはそれ以上の収入に繋がることもあります。
デメリットは、企業看護師の求人は非常に少なく、なかなか転職出来る職種ではないことです。
看護師の知識を活かして別の業界で働く
一般企業で看護師以外の働き方では、医療機器メーカーや製薬会社などがあります。
治験コーディネーターや、営業など、看護師としての知識を生かしながら勤務出来る職種があり、現在よりも収入が高くなる可能性が高いです。
規則正しい生活が出来ることもメリットです。
しかし、1度看護師の仕事から離れてしまうと、手技の感覚が分からなくなってしまったり、最新の知識を学び直さなくてはならない点がデメリットとしてあげられます。
資産運用・投資で稼ぐ
- 本来は日勤のみでゆったり働きたい
- 夜勤なしで収入が減ってしまうことが不安
そんな看護師におすすめの収入アップ方法は、資産運用や投資です。
こうした資産運用や投資は副業を禁止している職場でも取り組むことが可能です。
しかし、リスクももちろん存在するため、リスクや手法をしっかり理解した上で取り組むのがおすすめです。
不安がある方も多いと思いますが、運用を一任出来るものや、積み立てNISAなど比較的手軽に出来るものもあります。
看護師の収入と併せて、資産運用や投資を行うことで、年収1000万円に近づけることが可能です。
副業をする
本業の看護師以外に、副業をすることも収入アップの手段になります。
看護師がやりやすい副業では、医療系記事のライターなどがあります。 隙間時間で出来たり、在宅で出来たりするため、身体に負担をかけずに両立させることが出来ます。
他にも、トラベルナースや夜間専従といった、単発で出来たり、期間限定で出来たりする看護師業務もおすすめです。
副業をする上で注意したいのは、公務員看護師の場合は、法律で副業が禁止されています。
また、民間の病院でも副業を禁止している場合も多いので、注意が必要です。
看護師の副業に関しては、下記の記事で詳しく説明をしているので、参考にしてみてください。
【現役看護師が教える】看護師をしながら出来る人気の副業を紹介!
看護師の国家資格を取得するメリット
看護師国家資格は、看護学校などの定められた教育課程を修了し、国家資格を受験して合格することで得られる資格です。
資格を取得するまでに膨大な時間と多大な努力が必要ですが、看護師資格を1度取得してしまえば、その後は安定した収入が約束される職業です。
この見出しでは、看護師資格を取得するメリットを紹介します。
収入が安定している
看護師は年収の上昇こそあまり見込めない職業ではあります。 しかし、いつの時代でも看護師の需要があることや、安定した収入を得られる点がメリットです。
特に看護師は女性が活躍できる職種でもあり、女性の場合は妊娠や子育てなど、ライフステージの変化で仕事が続けられない期間も存在します。
そして日本の一般企業の場合は、復職後に以前と同じ水準で収入を落とさずに働くことが難しい傾向にあります。
しかし、看護師は復職後も安定した収入を得られる可能性が高い職業なのです。
また、看護師の勤務先となる病院やクリニックは、全国各地にあるため、家族の転勤があっても復職しやすいメリットがあります。
資格取得でステップアップできる
看護師は資格を取得することで、ステップアップに繋がります。
まとめ
以上、看護師の給料を徹底分析してみました。
看護師は基本的に高い給与を確約できる職業ではありますが、働く施設や契約形態によって給料の幅が大きいことがわかりました。役職や資格など抜きにして考えてみると、大規模な急性期の総合病院で夜勤を5~7回行うのが収入としては一番ベストということになります。
ただ、人によって急性期より慢性期や療養病院、または老健などの施設が良いという方もいると思いますので、そこは好みとやりがいを取るか、収入を取るかに分かれると思います。
個人的にはやりがいや好みを選んだ方が精神的な負担も少なく、長年続けられると思いますので、病院を選ぶ際にはどちらを優先するのかじっくり考えてみてください。